Vol.80 食ツアー、再び・・・
「食ツアー」の集合場所であるチェルシーマーケットは3年前とやや変わっていた。何が変わったかは定かではないが雰囲気が違っている。内部にあるエレベーターの装飾も野球模様で「MLB何とか」書かれて新しい。又、にぎやかさが増した。その中にある「チェルシーマーケット・ワイン・ボールト」店の前に爺婆は出発時間15分前に着いた。出発時間は午前11時だ。多分、同じ参加者と思われる数組のカップルがたむろしている。

「ビレッジ食ツアーと同じオッサンが来たりして」と爺様が言う。
「そうだったら面白いね」と婆が受ける。

大きなビニール袋を持ったトレーナーにジーンズの若者が近づいて来る。
「BABA?」と声をかけられた。
うなずくとにっこり笑って「Curt Upton」ですと名乗った。「アナタがJIJI ね」と爺様に手を差し出した。

オッサンではなかった。二十代後半か?と思われる若者だった。ワイン店の前に居たカップルに次々に名前を呼んで参加者を確認する。カップル5組と一人参加の11人だったが、Curtはもう一組が申し込んでいるからとマーケットを探したが見当たらなかった。時間になったツアー開始。ビニール袋の中はミネラル水だった。食ツアーは水の配布から始まるのが決まりらしい。
始まりはチェルシーマーケットを9thAVE側から入って右側の保安員の立つブース近くにあるショーウインドーの前で解説が始まった。多分、マーケットの歴史とお菓子の話だと想像がつく。ビスケットにクリームを挟んで売り出した? Curtさんは早口だ。判らない。
早口が終わると、チェルシーマーケット内の試食ツアーが始まった。
最初の試食
Elenis クッキーなどのお菓子店 5~6ミリ程のチョコレートチップの入った直径6センチ大のビスケット風のクッキーだった。口にすると適度な固さでチョコレートが巧く混ざっている。くどくない甘さだ。爺婆の口に、というか、日本人の合う美味しさだ。日本でもあるのでは?でも、一個がちょっと大きい。店には様々なお菓子や飴など豊富にある。彩りも様々で美味しそうだった。
マーケットの奥に進む。
Ronnybrook Dairy
 店は大きな楕円形のカウンターが20席ほどありコーヒーなどの飲み物とサンドイッチなどを食べられる。店の看板は「ミルクバー」。店の右側は全面がガラス張りの4~50センチ角のボックス型冷蔵庫が多く設置され、それぞれにビン詰めの飲み物が入っている。ミルク、コーヒーミルクなどいろいろブレンドされたミルク瓶が見える。試飲はミルクコーヒーだった。冷蔵庫に書いてある値段はカップ一杯分で1.75ドルだった。Curtさんはビンを盛んに振ってシェイクしミルクコーヒーを均一したあと紙コップに入れ配る。甘さがくどくない。甘味料は何だろうか?美味い。婆はミルクが苦手だが、これはOKだ。

Amy’s Breads
 このパン屋さんは「ビレッジツアー」で体験している。ここは工場だ。ガラス張りになっているから内部が良く判る。多くの職人が様々な型のパンをつくっている。どうも一日の生産量を言っているようだが判らない。
「ビレッジツアー」ではパンとチーズの試食がありましたが、ここでは、この後に訪れる食材店で行われた。
The Lobster Place
 3年前に「牡蠣」を買って食べた店です。当時と変わっていませんでした。寿司を作っている光景も変わりなかった。ただ、今回は、この店が「魚屋さん」ではなくってロブスター専門店である事を知りました。そうですよね、看板は「ロブスター」ですから。婆はお粗末でした。店の奥に入って行くと、何と!大量のロブスターが生け簀の中でうごめいていた。
Curtさんはロブスターを手にして、多分、産地、育った年数など細かく解説した。店頭に戻る。チャウダーを売っている。その中の「ロブスターチャウダー」を試食した。熱々で美味いね。ロブスターたっぷりだ。
売っている量だが、大中小の3つのタイプのカップが用意されている。この容器はNYでは決まっているのでないか?おなじ容器をあちこちの店にあったからだ。
Buon Italia
 イタリア食材店 チーズ、香辛料、生ハム、パスタ、あるある沢山の食材。その店の奥の一角で試食は始まった。Amy’sのパン、イタリアハム、チーズ、オリーブ、何か不明な酸味が程よく班につけると美味しいペースト、などが出た。休憩をかねての試食だった。皆さん、満足げのパンに挟んでたべていた。量が多く、あまった分はドギーバッグで持ち帰りが出来た。これはホテルで寝酒の飲む酒のつまみにした。オリーブ、チーズ、ハムを楽しんだ。良い味だ。飲み過ぎる。
野菜市場
 新鮮な野菜、果物、根菜類などなど多彩にそろっている。ここも3年前と変わっていない。Curtさんキノコ類の売り場ではキノコの巧い料理法を説明しいているのだろうか?女性陣が熱心に聞き入り質問していた。レジのは「キャッシュオンリー」との札が掛かっている。見て回るだけでも楽しい。「椎茸」は「椎茸」だ。そりゃあそうだよねと、爺婆笑う。
Leonidas
 これは、もう、日本でも店が有るから知られているベルギーのチョコレートです。沢山あるチョコレートの一つを試食。美味いね。面白いのはクリスマス用に包装されたお菓子を大安売りで売っていることです。どこの国でも同じですね。12/25過ぎれば半額だよね。
Leonidasの店は雑貨や香辛料を売っている。その中で「塩」をCurtさんは紹介した。3種類の塩、100gが16ドルだから相当に高価な塩だ。突然、Curtさんが撮影を咎めた。うん??????だった。甘い塩、同じ銘柄でフルーツのような香りのする塩、何だか胡椒と一緒のような奇妙な塩。爺様が日本に絶対有るという探す。

「お茶専門店」 ここも撮影したら止められた。その数、百を超える。いや、もっとあるかもしれない。試飲は「日本茶」でした。日本でもデパ地下で試飲する小さな一口サイズの容器で飲む。煎茶で良い香りのするちょっと高価なお茶。
Curtさんの解説は難しい。
Sarabeth’s ベカリーです。サンドイッチなど軽食出来る小さなカフェと言えるでしょう。甘い香りが漂っていました。Curtさんの解説ではNYの各所に系列の店が有るようです。イチゴと葡萄のジャムを試食しました。これは?日本にあるのでは?爺婆はあまり最新情報に詳しくないからね。ジャムはしっかりとした出来上がりになっています。濃厚な味が良かった。
L’Arte,Del Gelato アイスクリーム屋さんです。20種類以上のアイスクリームがあります。ここでは各自が好みのアイスクリームの試食をしました。婆は、アイスクリームはバニラが定番と試食しました。ザガットに選ばれるだけの味です。甘さがしつこくない。良いアイスクリームでした。
これでチェルシーマーケットの試食は終わりで、次は「レストラン」の紹介でした。

チェルシーマーケットの一番奥というか9thAVEの反対側の出口付近にあるレストランです。壁と入り口のドアーは白く塗られている。何の変哲も無い雰囲気だ。レストランという案内も無い。小さく黒文字の看板はレストランとは思えない。

「Morimoto」(日本食店)
中に入った。以外に大きく、日本式で寿司ダネや魚が見られるガラスケースのあるカウンター、居酒屋のような大きな食台と椅子。10人以上が囲めるテーブル席がある。日本食「トロ」という言葉がCurtさんから多くで出た。しかし、ディナーは高いのでランチは28ドルだから試す価値はあるという。
日本人らしき人が仕込みだろうか数人が働いていたが魚などの食材は出ていなかった。

マーケットを出た。10thAVE,15thStだ。Del Posto イタリアンレストランへ入った。ここも広いレストランで4人用テーブル席が数多くある。ウエイティングコーナーのバーの席でCurtさんの解説を聞く。モダン・イタリア料理がメインでカニ料理も良い。ひな鳥のローストも良い。美味いけれど一人120ドルから300ドルとなるから何かの記念日に奮発する時に使うと良いそうだ。爺婆には縁がない店ですね。

店内に入ったのはその2店だけでした。
ミートパキング地区を歩く。1/12は土曜日でした。散歩する人たちが多く居ました。
最新のファッション街に点在するレストランを次ぐ次に紹介する。ステーキハウス、キューバ料理店、バーベキュー店、11時に始まって2時間過ぎていた。
時間は午後1時頃です。どこのレストランも結構混雑していましたが、なかでも「69Gansevoort St」は超満員で日本人女性数人が待っている姿が見られた。
Curtさんが指差しました。フレンチレストラン「Pastis」でした。この店も良い料理を出すという。確かに満足出来る店だった。爺婆は前日に朝食をいただいた。
旅の目的の一つが「エッグエッグベネディクト」を経験することでした。この店は美味しいとネットやガイドブックに書かれていたからです。エッグベネディクト、一食12ドルは爺婆には高いが不満は無い。卵の湯で加減とオランディーズソース、ポテトの味付けが難しいと感じた。量は見かけより多いから満腹になる。ランチは抜きだった。
Curtさんがこの近くに住む友人の典型的なNY下町の家を紹介するという。
撮影は出来なかったがドアーを開けるとそこはLDKで細長い20帖ほどの広さ。
ソファーに暖炉、書棚、4用の食卓、キッチン、やや暗く、天井も低いが効率よく家具などが配置されている。正面はれんが造りで窓が小さいが裏は解放されていて庭もある。確かに人は住んでいるが、映画のセットのようだった。
1月21日UCから請求書が届いた。「ZERVE TOURSBOATSSHO」
84-USD Rate-113.280 \9515 と記載されていた。
ちょっと、高価だったかと反省心がわくが、まあ、体験しなければ判らないから「良」としよう。2005年1月の「ビレッジ食ツアー」が面白かっただけにちょっと残念だ。一軒で良い昼時のキッチンを見せてくれれば満足出来ただろう。まあ、物好きな日本人観光客には良いかも。

食ツアーの最後は「Hotel Gansevoort」の屋上に上がった。ミートパッキング地区が見渡せる。
何だか小汚い街だが、高層ビルが建設中だ、ゆっくりと急がないで街を変えて行くのだろうか? 
爺婆は何時まで旅が・・・・。
又、出来れば変わったNYが観光出来るだろ





Another New York Vol.80
「食ツアー、ふたたび・・・」
Text by jijibaba1940
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